読書狂時代

本について、読書について

古本業界

少しばかり、時間がたってしまった・・

読書のみなさん・・

すんません

 

毎日の更新は、なかなか難しいかもしれませんが

週1を目標にがんばります

 

ということで、今回は古本業界について

 

古本業界にまつわる読んだ

その本については、機会があれば紹介したい

2001年に出版された本のため

現状の古本業界からは、少し乖離している面はあるが

 

ブックオフについて言及されていたり

地方の古本業界は、壊滅状態に近い様子が

書かれている

 

いまや、古本と言うと

ブックオフをイメージする人は多いと思う

 

私も古本、中古本を買うのは

ブックオフが多い

 

店がキレイだし、近くに何店舗もあり

本の量も多い

 

でも、ブックオフの存在を知ったのは

90年代終わり

90年代の初めころに企業した会社

けして、古い企業ではない

 

ブックオフが出現する前の古本業界

 

それこそが、ある種

健全な古本業界だったように思える

 

ここからは、私個人の思いで話

 

古本屋というと、お店の前にワゴン売りしているコーナーがあり

マンガコーナー、文庫コーナー、CDコーナー

そして、奥にはアダルトコーナー

 

マンガばかり読んでいた時代があり

その時代は、マンガばかり買っていた

ブックオフが今ほど店舗を出す前

古本屋も家の近くに10件以上あり

それらの店を回って、欲しいマンガを探すのが

楽しくてしかたなかった

見つけたときの喜び

古本というものに子供のころから取りつかれていたのだ

 

そういった昔の古本屋というのか

ブックオフが出現前にあった古本屋

少し汚らしい、外観だったが

それがまた、何かを期待させてくれる何かがあった

 

小説は、ほとんど読んだこともなく

いつの間にかアダルトコーナーにも入ったりして

買っては、いけない年齢だったが

当時は、かなりそういった所はゆるく

あきらかな子供に対して、金さえ払えば売ってくれていた

一度だけ・・年齢を聞かれたことがあるが

買える年齢を言ったら、簡単に買えた

 

そんな時代だったんですよ(笑)

いまでもは、ネットで見れるからな・・

 

古本屋ってのは、文化の発信地

そういった要素もあった

 

ブックオフがそれを担う役割をしている部分もあるが

ブックオフは洗練された部分があり

古本屋独特のゴチャとした感じがない

もっと乱雑な感じが欲しいんだよな

まとまりすぎてるんだよな・・

 

最近では、ネットで買ったり・・

本当につまらない世の中になってきたと思う

 

ブックオフ出現後

昔は、10軒以上もあった近場の古本屋・・

いまでは、1軒しかないよ

 

これマジッスよ・・

 

ブックオフの破壊力

ハンパではない

ネットの影響もあるだろうけど

 

エロ関連のモノが売れなくなったのも

大きな影響がるのではないかと思う

 

エロもネットで済ませることができるからね

古本屋で安いエロ本やビデオを買ったりする必要がない

これも古本屋を衰退させた要因だろう

 

ガチの古本屋という言い方が正しいのか

わからないが、マンガ、エロ、CD

そういったサブカルチャー的なものは置いてなくて

神保町なんかにありそうな硬派な古本屋ってのは

いまでも健在は健在ではある

ただ・・店舗数は減ってきている

 

最近は、そういった硬派な古本屋に行くようになった

なかには、いい値段する本もあったり

それなりに本を知っているつもりの私だが

硬派な古本屋には、まだ観に未知の本が山のように

眠っている・・

これがまた楽しいんだな・・

 

古本屋の未来は、明るいか、暗いか・・

ズバリ・・店舗としての未来は暗いと思う

ただ、古本を手に入れる環境は整っている

ネットで探せば簡単にみつかる

古本の店舗に行かないと出会えない本がある

そういった意味で、古本屋に行く価値はる

存在している価値もある

でも、その店舗を運営していくとなると

客が来てくれないといけないし、お金が必要になってくる

そこが一番のネックになっているのだろう

 

私が住んでいる所は、田舎とも都会とも

言い難い・・東京からもそこまで離れていない

首都圏と言われる場所に住んでいるため

まだ古本屋が存在しているが

田舎に行くと、ブックオフパワーのために

固有の古本屋は壊滅しているのではないかと思う

 

時代の流れ・・

逆らうことは、本当に難しいと思う

古本屋が残ってほしいという気持ち

気持ちだけにしてほしくないな