読書狂時代

本について、読書について

闇の子供たち  梁 石日

 

私は、学生時代

某コンビニで働いていた

そこは夫婦で経営し、二階が住まいになっている

 

夫婦には、娘がおり

当時は、働きにでていた

 

今日そのコンビニの前を通ったら

娘を見た・・

 

マジで驚いた

豚みたいに太っており

母親、そっくりになっていた

 

あそこまで似るものなのか・・

驚いた

 

てか、引いた

 

 

さて、今回紹介したい本

 

闇の子供たち 梁 石日

 

梁 石日作品は何冊か読んでいる

 

タクシードライバーシリーズは

ほとんど読んだ

 

在日韓国(朝鮮?)文学という

カテゴリーに入る

 

血と骨という作品も

今回紹介する本と同じように

映画化され、ビートたけしが主演した

 

闇の子供たちは、いまだに

映画はみれていない・・

 

ただ、映画の評判は芳しくない・・

たぶん、グロいところをきちんと描かず

上面だけで映画を作ってしまったのだろう

 

本作、闇の子供たち

タイで行われている児童売買と

児童買春に焦点を当てた話し

 

どこまでが事実で、どこまでフィクションなのか

 

読んでいて、かなりキツイ

 

でも、これが現実なんだろうな・・と

苦しい感情が、心を埋めた

 

売春そのものがどこまで

女性が性を求められるのかわからない

 

この児童買春は、おそらく

普通の売春婦が求められるものより

強い性的サービスを求められているように思える

 

子供だから、人権がないから・・

 

かなりハードな性行為をさせられている

内容をきちんと描いている

 

物語は、児童売買・児童買春と

それをやめさせようとする

海外のNPO法人の苦悩へと進んでいく

 

タイのマフィア

タイの裏社会の人間の登場によって

児童買春の問題が

根深いことを

 

児童買春の子供たちは

エイズ問題というのが付きまとう

 

その悲惨さも描かれており

 

とても・・読めないくらいキツイ

 

この作品は、おそらく

かなりリアルなものになっている

 

ただ・・読むのは相当強いハートを持たないと・・

 

 

この作品を一言でいうならば・・

 

現実と真実・・

目をそむけずに最後まで読め!!