宝くじが当たったら 安藤祐介
宝くじがもし・・当たったら
そんな妄想は、一度はしたことはあるだろう
私も一時期、年末ジャンボは
毎年買っていた・・
わずかばかりだが、当たったこともある
今回紹介する本
宝くじが当たったら 安藤祐介
昔、宝くじを当て人のブログあって
メッチャ荒れていた
反町が主演して、ドラマにもなった
この本は、フィクションではあるが
そのブログの影響があるように思える
文体が少し、チープであり
大人が読むというよりは、少年少女向けと
いった感じだ
でも、内容はおもしろい
リアルティーを持たせながら
小説としてのおもしろさをキープしている
物語は、主人公が宝くじが当たった所から始まる
主人公は、宝くじが当たったからと
いって日常の生活をやめるわけではなく
淡々と仕事をこなす
だが・・親に宝くじを当たったことを
教えたため・・
多数の人にぐわ~と広まり
お金の魔力に引き寄せられる人々が
ドンドン寄ってくる
さらには、ネットの掲示板に
スレが立ち、祭り状態
2ch(現5ch)のことだろう
宝くじが当たった人は
不幸になるなんて、聞いたことがあるかもしれないが
この小説は・・まさにそこに焦点を
当てた物語である
おもしろさ満載の
エンターテーメント小説として
読むのに十分値する
この小説を一言でいうならば・・
宝くじに当たっても、誰にも言うな!!