読書狂時代

本について、読書について

さらば外務省! 天木直人

元外務省職員が書いた暴露本で

おもしろいなと思ったのは、佐藤 優の

外務省に告ぐという本である

 

佐藤氏の本は、何冊も読ませてもらっている

他人に勧めるなら、外務省に告ぐが

一番いいと思う

 

 

 

外務省についての本が他に読みたいなと思っていたところ

 

ある本に出会った

 

それが、今回紹介したい本

 

さらば外務省!

私は小泉首相売国官僚を許さない

 

 

佐藤氏は、ノンチャリアに対して

こちらの本の著者はキャリア官僚

 

キャリアならではの暴露内容になっている

 

 

2003年

アメリカがイラク大量破壊兵器所持を理由に

戦争をしかけた

 

そのことに疑問と不満を持った

当時のレバン大使の著者が日本にある電報を打った

 

話は、そこから始まる

 

当時の総理は、アメリカがイラクに侵攻することを

支持しており、それとは反対の意思表明をしたため

外務省を退職することになる

 

 

小泉総理が行った

北朝鮮外交

そして、アメリカのイラク侵攻支持

 

これらのせいで、外交による国益

損失が行われたことが書かれている

 

北朝鮮拉致被害者奪還

これに関してもやり方しだいでは

全員を日本に帰国することもできたと

著者は記している

 

 

中盤以降は、私が期待した通りの

外務省の実態

危ない暴露話が満載

 

裏金作りの話

外務省職員がどれだけ仕事をしてないか

無駄なことにお金だけかけて

成果は、ほとんどあがらないことがばかりやり

本来やるべきことは、まったくやらず

日本の国益を損なっている話

 

内容の濃さもあるが

数の多さにも驚かされる

 

たぶん、これは氷山の一角なんだろう

 

外務省というドデカイ組織ゆえに

問題は、人の数だけある思う

 

この本を読んで、外務省って

だれのためにあるの?

国民のためじゃないの?

省益を守るためにあるの?

外務省職員のための組織?

税金で食ってるんだから

国民のために仕事せなアカンでしょう

 

 

税金納めるのがイヤになります

 

 

 

 

 

日本の行政関連のノンフィクション何冊も読んできた

 

警察やら検察やら税務署やら・・

 

 

毎回それらの本を読んで思うことがある

 

それは・・あまりにもドイヒー

 

ホント

日本の税金って、無駄に使われてるんだな

絶対消費税なんてあげる必要ないのに

無駄に使う人たちがいるせいで

国民は、苦しまなきゃいけないんだな・・

 

そして・・こういった暴露本が

何冊も出版されているにも関わらず・・

一向に日本国が変わろうとしない

 

それが一番無念である

 

暴露した人たちは、どんな気持ちなのだろう

 

読んだ私の何倍も残念な気持ちになっているだろう

 

 

 

 

 

この本を一言でいうならば

 

 

外務省官僚に危険すぎる暴露本

 

 

 

 

こんな人にオススメ

 

 

外務省の実態が知りたい人

 

 

暴露話が好きな人