読書狂時代

本について、読書について

同じ作家の違う作品を読むこと

 

作家という職業は・・過酷だ

一冊くらいは、ヒット作は凡人でも書ける

 

だが、書き続け

ヒット作をある程度の割合で

出版し続けないといけないのは、難しい

 

ロックン・ロールに似ている

ロックしてロールする

 

転がり続けないとダメ

 

売れ続けないとダメ

 

一人の作家の本を何冊も読むこと

 

これには、意味があるのか?

 

売れた本だけを読めばいいと

思う人もいるかもしれない

 

私は、何人かの作家の本を何冊も読んだ

 

小説家で一番読んでいるのは

馳星周

 

20作品は読んだかな

彼の作品は、1冊500ページ以上あるのが

ほとんどなので

1冊読むだけで大変

 

上下巻で1000ページくらいあるのもある

 

そういった意味で、20作品

読んでいるのは、そこそこだと思う

(自分で言うのも・・なんだが・・)

 

このブログでもたびたび取り上げる

下川裕治

 

この人の作品も50冊くらい読んでいる

小説家ではなく

旅行作家に属する

 

エッセイ的内容の本がほとんど

 

だから読みやすいというのはある

 

純文学なら?

 

これは、難しい

 

多くの作家をつまみ食いする感じで読んでいる

 

誰とも言えない・・

 

純文学作家こそ

読みこむべきなのかもしれない

 

作家ではないが

野村克也の本は、何冊も読んでいる

 

だいたい・・書いてあることは

カブっているのだが

 

なぜか、読んしまう

 

何冊も読み

毎回似たようなことが書いてあるので

それが自分の中に染みこんでくる

 

同じ本を読むのと

違う本だけど、似たようなことを

読むのは・・

同じようだが・・

同じ本は、また読もうとは思わないが

違う本なら、読む気になるので・・

そういった意味では価値があるのかな

 

ナニワ金融道の作家・青木雄二

 

この人は、漫画家ではあるが

本も何冊も出版している

 

私は、この人の出版した本はだいたい読んでいる

 

そして・・この人も

だいたい同じことを書いている

 

このパターンって多いんだよね

 

本が売れた

また出版する

でも、書くことがないので

内容がカブる・・

 

本業が作家でない人は、そのパターンがある

 

ある社長の本を読んだ

おもしろかったので、違う作品も読んだが

だいたい・・一緒

 

このパターン

 

あるある

 

少し違うけど

単行本で出版した本を

文庫にするとき、タイトルと表紙をかえて

違う本と思わせるパターン

 

これは、これで卑怯だよな・・

 

おもしろいと思った作家は

ついついまた手に取ってしまうからな

 

純文学作家の作品をもっと

手にしていこう

 

そして、ここで書ければいいな