読書狂時代

本について、読書について

回転木馬のデッドヒート 村上春樹

 

一時期、村上春樹の作品を

読みまくっていた

 

おもしろいから・・というわけではなく

村上春樹のおもしろさがわからないから

というのが正確なところ

 

初期の作品は、だいたい読んだ

 

去年、デビュー作の風の歌を聞けを

読み直し・・

こんな感じだったのかと

改めて、彼の小説の不思議さに触れた

 

今回紹介する

回転木馬のデッドヒート

 

この作品は、一時

読むまくっていた時期に一度読んでいるのだが

読んだ記憶が・・ない!

 

短編の作品が収録されている

いくつかの話は、記憶にあったが

半分以上は、忘れていた・・

 

記憶にある作品もあるので

読んだのは、間違いないが・・

普通本というのは、タイトルを見ただけで

その本を読んだかどうか

判断がつくものだが・・

 

この作品に関しては、読んだことを

忘れていた

 

読者ノートをみて

読んでたのか・・ということになった

 

本の内容は、オチがない話もあり

おもしろいとか

つまらないとか

そういった判断に苦しむ話

ばかりだ

 

なかには、不思議でオカルト的な

ストーリーのものも含まれており

 

村上春樹は、なにもって

この作品を発表したのか・・

 

本を出さないといけない契約が

あったため、仕方なく契約履行のため

出版した本なのでは?と

勘ぐってしまう

 

不可思議でとらえどころのない

変な話ばかりが収録されているのが

この小説である

 

この本を一言でいうならば・・

 

変なもの、オチがなくても

小説になる

 

 

 

 

沈黙-立ち上がる慰安婦

 

新聞にも取り上げられ、ちょっとした

問題になっていた

 

茅ヶ崎市と教育員会が

後援するような形になったため

物議を醸した・・映画

沈黙ー立ち上がる慰安婦

 

実際は、市は後援というよりも

上映場所を与えたというのが正しいように感じる

 

茅ヶ崎まで出向いて鑑賞してきました

 

市の会館は、立派

こんな良い施設があるのかと

関心してしまった

 

右翼の方々を目することはなかった

そのかわり20人ばかりの警官がいた

 

機動隊という文字の入った

服を着ていた

 

実際は、右翼の方々は来たみたいだが

警察が追っ払ったみたいだ

 

さて、映画ですが

 

キッチリ2時間の濃い内容

 

1980年代まで遡り

当時まだ存命していた沖縄在住の元・慰安婦

戦争中に兵士たちから

肉体的強要をさせられたことを告白

 

そこから、次々に慰安婦たちが

自分もそういったことをされたと

声を上げ始めた

 

日本では、慰安婦はなかったことに

されている面がある

 

強制連行はなかった

自分たちの意志で行ったもの

 

そういうことになっているが

この映画を観る限り

そんなことはなく

工場で働けると言われ

ついていったら、兵士の性処理の

相手をさせれたというのが彼女たちの

言い分である

 

戦地ゆえ、荒れた環境

人間扱いされなかった

彼女たちの境遇

暴力は当たり前、時に日本刀で

斬られる始末

骨を折られ、その後遺症にいまでも苦しむ現状

性病になり、子供の産めないからだになって

戦後を迎える元・慰安婦たち

 

戦地に送られたゆえに

死亡した多数の慰安婦がいた

 

 

日本人は、慰安婦に対して

面と向かってこなかった

(まぁ・・他の多くのこともだけど)

 

日本人気質とも言える

先送り体質と事なかれ主義

それが慰安婦たちを救いのない存在に

仕立てあげてしまった

 

私は、今まで日本人的視点で

慰安婦というものを見ていたが

この映画は、被害者とも言える

元・慰安婦たちの視点で描かれている

 

金だけ欲しいから、日本政府に

イチャモンをつけている

いっしゅのカツアゲ、恫喝

そういったことをしている存在として

日本人は、元・慰安婦たちをみている所もある

 

だが・・果たして本当にそうなのだろうか?

この映画を観る限り

彼女たちは、けしてお金が欲しいというだけではなく

日本政府に謝罪を求め

国がやった過ちを認めさせ

人間としての尊厳の回復を求めている

 

彼女たちの悲痛な叫びは

とてもお金が欲しいからできるものではない

 

映画にも出てくる恨(ハン)

日本語でいう、恨みのような

気持ちの面

それを晴らしたいというのが彼女たちの

切なる願いなのだ

 

90年代に彼女たちは

年に何度も日本に足を運び

日本政府にお願いしにきている

 

この何度も来るという行為

 

韓国からわざわざ日本に

お金だけが欲しいがために何度も

くるものなのだろうか?

 

日本人がお金が欲しいがために

韓国や中国に何度も行き

私は、被害者なんだ!!とウソを言ってまで

他国から金をむしり取ろうと思うものなのか?

 

高齢の女性が

他国に何度も渡り、お金だけのために

そこまでするのだろうか?

 

お金に困っているのであれば

自国に救済を求めるだけでも十分ではないか?

 

彼女たちの

言動、表情、話す内容

 

ネット上にある

慰安婦像とは、かけ離れたものになっている

 

被害者と言われる

元・慰安婦たちの声

これを聞かずに、ネットやその他

文献にある日本側から表現される

慰安婦

 

やっぱり、片方だけの

情報だと偏ったものになると認識した

 

日本人が持っている慰安婦に対するイメージ

 

それを覆すもになっている

 

本当に強制連行はなかったのか?

売春婦という扱いになっているが

お金をもらっていなかったという証言もある

 

肉体だけをむさぼられ

精神的にも肉体的にも傷ついた

慰安婦たち

 

もう一度ど、きちんと

慰安婦というものに向き合うべきだ

 

よく、慰安婦の話しになると

韓国人が!!と言うば

映画の中には、フィリピンジンの

慰安婦も登場する

 

けして、韓国人だけの話しではない

 

当時の軍医の証言などもあり

慰安婦が悲惨なものだったことは

間違いないように思える

 

朝日新聞誤報問題もあったが

その誤報に関しても調べてみると

正しく認識している人が少ない

 

慰安婦じたいがなかったものに

されそうなのが、いまの日本の現状

 

そういった意味では

この映画は、もの凄く価値のある

映画だと思う

 

慰安婦とは何か?

一度この映画を観て、考え直すべきだと思う

 

あまりにも現状の慰安婦のイメージは

日本人に都合の良いものに作り上げられてしまっている

 

 

 

 

 

本を読もう!!

 

本離れ

 

この言葉は、20年くらい前から言われている

当時は、活字離れって言ってたけど・・

 

本を読まない人たちが多い

てか、読むほうが少数派になっている

 

読む人は、読むが

読まない人は・・読まない

 

たぶん、私は2018年

すでに200冊は読んでいる

 

読む日は、一日3冊とか5冊とか

多読することもある

もちろん、ほとんどの本は読み切る

 

この前、ブックオフで本を買った

そうしたら、その本

エンピツで線が引かれているではないか

 

それは、仕方がない

むしろ、大事なところがわかりやすく

マーキングされているため

ラッキーだ

 

でも、その本

途中から線が引かれなくなっている

 

たぶん、引いていた人は

途中で本を読むのを止めたのだと思う

 

本がつまらないから止めたのか

根性がないから止めたのか・・

 

どっちにしろ途中で止めたのだろう

 

本を読むと

何かをきちんとやりきる力が

身につく

 

本一冊読むのって

パワーいるからね

 

本を読めば、やりきる力が

身につくぜ!!

 

 

宝くじが当たったら  安藤祐介

 

宝くじがもし・・当たったら

そんな妄想は、一度はしたことはあるだろう

 

私も一時期、年末ジャンボは

毎年買っていた・・

わずかばかりだが、当たったこともある

 

今回紹介する本

 

宝くじが当たったら 安藤祐介

 

昔、宝くじを当て人のブログあって

メッチャ荒れていた

 

反町が主演して、ドラマにもなった

 

この本は、フィクションではあるが

そのブログの影響があるように思える

 

文体が少し、チープであり

大人が読むというよりは、少年少女向けと

いった感じだ

 

でも、内容はおもしろい

 

リアルティーを持たせながら

小説としてのおもしろさをキープしている

 

物語は、主人公が宝くじが当たった所から始まる

 

主人公は、宝くじが当たったからと

いって日常の生活をやめるわけではなく

淡々と仕事をこなす

 

だが・・親に宝くじを当たったことを

教えたため・・

多数の人にぐわ~と広まり

お金の魔力に引き寄せられる人々が

ドンドン寄ってくる

 

さらには、ネットの掲示板に

スレが立ち、祭り状態

2ch(現5ch)のことだろう

 

宝くじが当たった人は

不幸になるなんて、聞いたことがあるかもしれないが

 

この小説は・・まさにそこに焦点を

当てた物語である

 

おもしろさ満載の

エンターテーメント小説として

読むのに十分値する

 

 

この小説を一言でいうならば・・

 

宝くじに当たっても、誰にも言うな!!

 

 

ゴロウデラックスの話し ぷっすまとスマステも

一時期、停滞していたこのブログ

週に何度かは、更新することができ始めた

 

この調子で、がんばりたい

 

ゴロウ・デラックスの記事は大分前に書いた

 

その記事がこのブログでは一番

人気がある

 

意外といえば・・意外

でも、知名度の高さを考えると

そういったこともあるんだな・・と思う

 

いっそう・・テレビで見たことを

ダラダラと書く

 

TV狂時代というブログにしたほうが

人気がでるのではないか?

そんなことを考えてしまったが

テレビに関しては、色々なブログが

存在するからな・・

 

ゴロウ・デラックスネタは人気なら

毎週書いてもいいかな・・

そん気持ちがゾワっと湧いてきている

 

ゴロウ・デラックス

スマップ解散とともに終わるのではないかと

心配したが、終わることなく

いまのところは、続いている

 

テレ朝は、ぷっすまとスマステを

終らせ、ジャニーズ事務所に忖度した形になったが

TBSは、それをしなかったので

好感度があがった

 

ぷっすまは、昔は毎週みていた

 

終了する半年くらい前にみたが

時間が短くなっていたような気がした・・

 

昔は、江頭がでてきて

大暴れすることもあって

クソおもしろかった

 

スマステは、私のような

独身男性にとって、非常に見やすい時間帯だった

 

外で酒飲んでも土曜の為

あの時間帯だと、見てたりする

 

さらに普段触れることの少ない

トレンド情報を手にいれる貴重な番組だった・・

 

似たような情報番組に

TBSに王様のブランチがあるが

あれは、朝なのと

時間が長すぎるため

ずっとは、見ていようとは思わない

 

でもぷっすまは、1時間程度だったので

おもしろく見れた

 

マジで、ぷっすまが終わると知ったとき・・

 

「おい!!木村拓哉!!」と

吠えたくなった

 

キムタクのせいじゃないって?

 

キムタクも、落ちた好感度を

あげるのに必死な感じがする

 

映画の番宣のために

宇多丸のラジオに出演したあたりが

なんともイヤらしい

 

サブカル層からの人気もちゃっかり

狙っている感じがした

 

宇多丸の番組には稲垣吾郎

出演したことがある

スマップ解散後にね

 

ゴロウのほうが最初に出演したので

宇多丸は、ゴロウ派なのかと思っていたが

キムタクも出演した

 

ホントに・・ガッカリだ

内容は、おもしろかったけどさ

 

ゴロウが出たなら、裏切り者の

キムタクは出演禁止やろう

 

これで、逆にゴロウが出演しにくくなった感じ

 

ゴロウデラックスの話しから

スマップの話しになってしまった・・

 

スマップは、全然好きじゃないよ

どっちかというと、アンチ

 

でも、意外にも自分の生活に

根付いていたことに気づかされた

 

ゴロウ・デラックスもだけど

スマステショーン

ぷっすま

見ていた番組は多い

 

スマステのような情報番組

マジで、やってほしい

 

 

 

プロ野球について

プロ野球

最近あんまり興味ないな

どっちらかというと、プロ野球選手が

書いた本がおもしろい

 

昔は、野球好きだったんだよ

 

でも、ここ数年

プロ野球から離れた

代わりに高校野球を見だした

 

理由は、具体的にはかかないけど・・

 

今回は、プロ野球について

読書じゃないよ

 

 

セ・リーグはいま

広島1強時代

3連覇おめでとう

でも、関東ではまったく

話題になっていません

 

広島ではお祭りだろうけど

高橋監督が辞任

跡を原監督が継ぐ形になった

 

高橋由伸という人物は・・

なんか不遇な感じがする

 

ヤクルトに入団したかったが

父親の借金を肩代わりしてくれる

読売巨人に入団(させられた?)

 

ヤクルトに入団していたら

どんな成績を残せていただろう・・

 

巨人に入団したほうが

幸せだったか?

 

こればかりは・・わからない

 

高橋は、原が監督を辞めるということで

半ば無理やり引退させられた

 

現役続行を希望しながら

人事のために強制引退

 

監督になる準備などしてなかった

だから・・結果は悪いに決まっている

 

高橋は、おそらく

あと2年は現役でやれたよ

 

選手としては、一流だったが

タイトルとは無縁・・

 

このあたりも高橋が少し

残念な選手に映ってしまう要因だろう

 

高橋は、いっぺん

外の世界を見て

 

その後、また監督をやるべきだと思う

原だって、今回3回目だもん

 

てか、原に頼りすぎだろう

原はいい監督だと思うが

他にいないのか?

 

原巨人・・

来年は、怖いな

 

 

阪神について

 

阪神についての本は

何冊か読んで見ると・・

選手を甘やかす球団というのがわかる

 

選手が活躍しなければ

監督のせいにさせられる

 

今年もそんな感じ

金本最低!!みたいになているが

監督の力だけではムリよ

 

金本は、最初は期待されていたが

成績が悪いと・・

叩かれる一方

(どこの球団もそうか)

 

エースの藤浪も

イップスなのか、大不調

 

私は、藤浪が阪神に入団決定したとき

「大丈夫か?」と思った

 

なぜなら、阪神は選手を育てるのが

下手くそだから

 

高卒の期待のルーキー

 

育て必要もないくらいの

即戦力ではあった

 

ただ・・使い方が悪いのか

調子に乗せてしまったのか

 

ここ数年、期待ハズレな選手に

なってしまった・・

 

やはり・・これが阪神だな・・

と思ってしまう

 

来年もこのままだと

ビリになってしまうぞ

 

 

パ・リーグについて

パは、あんまり知らない

 

西武ライオンズが鬼のよう強い

 

それくらい(笑)

 

最近、パ・リーグの情報が

入ってこない

 

リトル松井こと

松井稼頭央の引退

 

これぐらいだな・・

 

ホークスも強いと聞いているが・・

 

パ・リーグの情報はこんなもん

 

そうそう

今年一番の話題はやっぱり

松坂大輔の復活

 

5勝したのかな?

復活したと言ってもいい

中日がもっと強いチームなら

8勝はしていただろう

 

安い給料のことを考えれば

十分すぎる活躍をしてくれたと思うし

話題も振りまいてくれた

 

ありがとう松坂大輔

 

来年以降も活躍してほしい

 

200勝できる可能性はまだあるぜ

 

大リーグは

大谷一色(日本では)

 

大リーグでもあそこまでやるとは・・

ケガこそしたけど

 

もう、力は十分発揮された感じ

 

マジで、化けモノだ

考えられないことを平然とやってのけた感じ

 

来年は、ケガの影響で

ピッチャーはやらないが

バッターに集中する大谷

それは、それで楽しみだな

 

イチローはどうなるんだろう

実質引退と考えていいのか?

 

このあたりがグレーゾーンなんだよ

なにがなんだか??

引退してないけど、現役でもない・・

 

来年以降は復活するの?

引退?

 

50までやるって言ってたけど

日本ではやらないのかね??

 

イチロー

日本に戻ってこい

 

プロ野球ではないけど

ここ最近の話題では一番ビッグなのは

 

金足農業の吉田投手

プロ希望

 

私がみた感じ

あんまり活躍しない気がする

 

そんなに球威を感じないし

変化球が良い感じもしないし

 

あれだけ甲子園で活躍したから

プロいけると思ったのだろう

 

そのあたり難しいよね

 

プロに入ったあと

どこまで伸びるか・・

 

そこにかかってるな

 

私の予想では・・

ハンカチになる可能性あり

 

ハンカチ王子は、なにしてるの?

2軍の王子になってるじゃん

 

 

闇の子供たち  梁 石日

 

私は、学生時代

某コンビニで働いていた

そこは夫婦で経営し、二階が住まいになっている

 

夫婦には、娘がおり

当時は、働きにでていた

 

今日そのコンビニの前を通ったら

娘を見た・・

 

マジで驚いた

豚みたいに太っており

母親、そっくりになっていた

 

あそこまで似るものなのか・・

驚いた

 

てか、引いた

 

 

さて、今回紹介したい本

 

闇の子供たち 梁 石日

 

梁 石日作品は何冊か読んでいる

 

タクシードライバーシリーズは

ほとんど読んだ

 

在日韓国(朝鮮?)文学という

カテゴリーに入る

 

血と骨という作品も

今回紹介する本と同じように

映画化され、ビートたけしが主演した

 

闇の子供たちは、いまだに

映画はみれていない・・

 

ただ、映画の評判は芳しくない・・

たぶん、グロいところをきちんと描かず

上面だけで映画を作ってしまったのだろう

 

本作、闇の子供たち

タイで行われている児童売買と

児童買春に焦点を当てた話し

 

どこまでが事実で、どこまでフィクションなのか

 

読んでいて、かなりキツイ

 

でも、これが現実なんだろうな・・と

苦しい感情が、心を埋めた

 

売春そのものがどこまで

女性が性を求められるのかわからない

 

この児童買春は、おそらく

普通の売春婦が求められるものより

強い性的サービスを求められているように思える

 

子供だから、人権がないから・・

 

かなりハードな性行為をさせられている

内容をきちんと描いている

 

物語は、児童売買・児童買春と

それをやめさせようとする

海外のNPO法人の苦悩へと進んでいく

 

タイのマフィア

タイの裏社会の人間の登場によって

児童買春の問題が

根深いことを

 

児童買春の子供たちは

エイズ問題というのが付きまとう

 

その悲惨さも描かれており

 

とても・・読めないくらいキツイ

 

この作品は、おそらく

かなりリアルなものになっている

 

ただ・・読むのは相当強いハートを持たないと・・

 

 

この作品を一言でいうならば・・

 

現実と真実・・

目をそむけずに最後まで読め!!